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Drinking a few times a week 'reduces diabetes risk' [歳時記]

BBCのヘルス記事を見ていたら、こんなタイトルが。デンマークのデータだそうです。週に1回以下のアルコール摂取習慣よりも、2、3回なら糖尿病の発症が減っていたと。ホントかね?私も昔、健診施設のデータで調べると、飲まない人よりアルコールを飲んでいた人の方が健康度が高かった。

当たり前ですね。日本人男性のデータですが、飲まない男性とは病気でアルコールを禁止されているか、もともと身体が悪くてアルコールが飲めないだけ。デンマークのデータではどうなのか?しかも、アルコールの種類でも予防効果が違い、赤ワインがいいと。あゝ、また赤ワイン都市伝説か?

ただ記事では、このデンマークの研究を鵜呑みにして、アルコールゴーとはするなという論調でした。さすがBBCです。どっかの国営政権忖度ためしてバッテン番組とは違う。

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高い薬は使わないで、、、 [歳時記]

某大学病院(こちらには大学病院が二つあるので、どちらでしょうかね?)から軽症の高血圧、糖尿病、高脂血症の患者さんが紹介されてきました。処方内容を見ると最新の新薬?が処方。どちらともなく、「随分と高い薬使ってるね?」「そうなんですよ高いのですよ」「安い薬にするかい?」「そうお願いしたいです!」と。

高い薬とは糖尿病の新薬ですが、、、、

職場には療養病床があるのですが、基幹病院から紹介で入院するのがほとんど。それがとても療養病床で使えない高価な薬が処方されていたりする。高価な薬はマルメでは赤字となりとても処方できないので、安い薬に変更せざるを得ない。変更して差し障りがあった例は今まで皆無。MRさんと楽しくウィンウィンできる出来高払いじゃないんだからね〜とブツブツ言うしか無い。

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ARBはDM発症を抑制?でもあるだろうけどね、、、 [高血圧]

The 21st Asian Pacific Society of Cardiology (APSC) Congressで、カンデサルタンの長期投与で糖尿病発症が3割も抑制されたという発表が京大からあったようです。例のCASE-Jスタディですが、まだやっていたのね?という感じがありますが、色々とごたついたスタディです。

率直に言うとホントかね?と思うのですが、糖尿病の発症定義がちょっと曖昧。主治医が糖尿病と診断したとか、治療が始まったという申告でのDM定義。ただ、ARBはカリウムを上げる傾向があるので、糖尿病の発症は抑制するかな?とも思いますけどね。

ディオバン事件といい、なんだかなあというのが率直な印象なんですが。カルシウム拮抗薬よりカンデサルタンには糖尿病予防効果があると誇大広告の勇み足をしないようにした方がいいでしょうけど。カリウムを上げることでの糖尿病予防効果ならカンデサルタンに限らず他のARB、そしてACE-Iでも予防効果があるんでしょう。そこは気になりますがね。

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まだまだ未治療の高血圧患者が居ますが、、 [高血圧]

外来に時々、今まで高血圧の治療をしていなかった高血圧の患者さんがやってきます。曰く症状もないからほったらかしで、勤め先の保健担当部署があんまりウルサいので重い腰を上げて来ましたとか。最近のお笑い芸人のナントカサーカスの例を見るまでも無く、こりゃ早晩脳卒中だなというタイプが結構まだまだいます。

そういう高血圧患者が降圧薬で、徐々に降圧していくのを見るのは楽しいです。本人も「下がりました」と喜んでくれると益々楽しい。高血圧はサイレントキラーとは言われますが、降圧すると大抵は、調子が良いです、と述べてくれます。もっとも、自分は高血圧だという不安感とストレスから解放されて気分爽快なのかもしれませんが。

徐々に降圧とは述べましたが、投薬はガツンとやります。二次性高血圧を否定したら、利尿薬とカルシウム拮抗薬(CCB)そしてACE阻害薬で、CCBは最大量です。東北地域なんで利尿薬は必須です。大抵は二、三ヶ月で降圧して行きます。

高齢者(65歳以上)で無い限りは、三薬でガツンです。ACE阻害薬は寝る前ですが、あとの二薬は朝。昔言われたような段々降圧薬を増やすようなステップアップアプローチはあまり使いません。ステップアップだと、患者は「ちっとも下がらないじゃないか?」と不安感を持ちやすい。

また悪性高血圧一歩手前なら、ガツンと降圧しないと効果がない。稀に降圧に耐えられず「かったるくて仕方ないです」と言われたら、日常生活に支障がなく、検査結果で腎機能低下等なければ、そのうち慣れるから我慢しなさいとひたすら慰める(笑)。

ガツンと下げて、暫くしたら徐々に薬を弱くしていく。ただし生活習慣の是正が不可欠ですが、ここまで来ると患者も喜ぶ。二、三年で降圧薬から離脱できるとこちらもハッピーです。臓器障害がないと離脱も可能で、先日もそんな患者が居たのですが、もう降圧薬は要らないと述べても、不安だから処方してくれと言われたのですが(笑)。

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 アーティチョーク?ってアザミだろう、、、


日本一の短命県の明るい兆し [健康政策]

時々、日本一の短命県と話題となる青森県ですが、保健指標が向上しつつあると記事が出ていました。喜ばしいことです。青森に住んだ事もあるので、親近感がとてもある県です。でも、リスクのある飲酒率は悪化していますし、喫煙率や塩分摂取量はまだ未集計です。

保健行政側がやる気を出せば、なんとかなるでしょう。今までは放置か諦めムード?でしたから。やる気は結果でしめせ、やる気だけならサルでも出せるでしょうかね。


気になるタイトル気になる中止 [歳時記]

MRさんの話しはまず聞かないのですが、ネットの講演会はよく視聴しています。先日、「リアルワールドエビデンスから見えてきたDOACの有用性~日本の実臨床への応用を考える~」が諸事情により中止となったとメールが来たのです。諸事情って何かしらん?

気になるタイトルで楽しみにしていたのですが、中止となって(こんなの初めて)、ますます気になるのですがね、、、、、不都合な真実だったのかしらん???(笑)

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 アーティチョーク?






CANVAS program [一般臨床]

糖尿病治療薬については、DPP4阻害薬の次はSGLT2阻害薬が金のなる木となるようでメーカーのセール攻勢が凄いです。ネットでは早くもメーカーのプロパガンダでしょうが、SGLT2阻害薬が糖尿病治療薬のファーストチョイスになるか?とか。

ここにきて、SGLT2阻害薬のCANVASトライアルで、気になることが出てきました。心血管病の予防は確かにあるようですが(でも初期のデータほどの劇的なものではないようです)、下肢切断例が統計的に有意に多いと。

下肢切断が増える理由は不明ですが、どうしてでしょうか?でもね、この薬は高い血糖をただ単に尿細管の糖再吸収を阻害して垂れ流して血糖を下げるわけすからね。末梢循環では栄養不足に直結するだけかもしれません。心血管系や腎臓系には、糖利尿を起こす利尿薬ですからある程度の予防効果はあるでしょう。

糖尿病の専門家には、下肢切断が多いと言っても本邦では極めて稀だから直ちに中止はしない方が良いというメーカーに忖度するコメント(笑)をなさるかたもいますが、米国のネット記事を見るとかなりSGLT2阻害薬に対しては(初期の期待感が強かっただけに)批判的なニュアンス。

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 夏の薔薇


NOACのこと その後 [一般臨床]

未だにNOACのメーカーセールスが攻勢をかけていますが、以前に、MRさんに、こんなにNOACをセールスして売れているんだから、どれだけ脳梗塞が予防できたか?成果を示してくれと皮肉めいた質問をした事があります。

その時の返事はまだそのような確固たるデータは出て来ていませんが、将来、必ず出て来てますというような明るい返事でした。で、リアルワールドの伏見レジストリが出たのですが、結論からすると、ワルファリン独占時代と変わりないと、、、、なんじゃい?

まあ、そんな気はしましたけど。結論からすると、良かったのはNOACメーカーの売り上げとそのエバンジャリストのドクターの懐具合ぐらいですわね。

週刊医学界新聞にその伏見レジストリの記事が出ていました。ちょっとビックリしたのは「抗凝固薬はハイリスク・ハイリターンである」と出ていたこと。なんだか株式投資じゃあるまいし、そんな言い方するかね?と。それでいて、「患者と医師との信頼関係に行つき、信頼する先生が出してくれるお薬だからきちんと飲もう」とか、、、、患者に「これはハイリスク・ハイリターンだからね」と言って納得するかね???

なんだかなあ、、というリアルワールドのデータでしたわね、、、私はワルファリン党ですわ。コスパがよろしい。PT-INRを見ながら投与量を調整できるし。

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 宮城蔵王滝見台にて





運動は認知症を予防しない?? [一般臨床]

なんとなくそんな感じがしていたのですが、運動している群は認知症を発症する率が少ないという観察研究が多いのですが、もともと認知症を発症する群は、発症の前から運動量が減っていただけではないか?という考え方もあります。

疫学では、原因なのか結果なのか?を吟味しないと物を言えないわけで、、、、

「Physical activity, cognitive decline, and risk of dementia: 28 year follow-up of Whitehall II cohort study」という論文がBJMに出ていて、認知症を発症する群は、発症する前から運動量が減っていたと28年の長期の観察研究で明らかにしたと、、、、

これが真なのか偽なのかは今後の研究に俟たないといけませんが。まあ、年取っても運動量が減らない運動好きは、少なくとも認知症を発症する率は少ないのは確か?でしょうかね。認知症発症群は歩くスピードが遅いとかも言われますから、運動能力の低下は認知症発症の前兆かもしれませんけどね。

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 宮城蔵王滝見台付近


米国高血圧学会の発展的消滅 [高血圧]

米国高血圧学会が米国心臓病協会に吸収合併されるそうです。今後は公衆衛生活動と画期的な研究への助成を中心に活動するとか。なるほどそういう時代でしょうね。二次性高血圧を別とすれば、高血圧はかなりの部分が予防できる時代です。啓発と予防がメインとなったんでしょう。さて、日本の高血圧学会は不祥事もありましたが、存続できるのか?