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炭水化物論争? [一般臨床]

Lancetに炭水化物は死亡率を上げるから現在の栄養ガイドラインを変えろとか出ていたようです。で、炭水化物制限派は、それ見たことかと喜んでいます。でも、この論文は、例えば肥満で補正をかけているとか、もともとの基礎疾患についてみているとか、糖尿病のバイアスはないのか?とか考慮しているとは思えない観察研究なんですよね。

喫煙や運動習慣も不明。肥満の人が炭水化物を過食すれば死亡率は上がるでしょう、当然。そこら辺はどうなのかね?食い過ぎればなんでも身体に悪いってんじゃないでしょうね?

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スタチン [一般臨床]

Medscape Cardiology ネタなんですが、こんなタイトルの記事で、脳梗塞後のスタチン、福音をもたらすとは思うな、という感じですかね。必ずしも良いとは限らないか、、、

ツラツラと読んでいると、米国のガイドラインの根拠論文には、『The statin-after-stroke quality measure mostly began after publication of the Pfizer-sponsored SPARCL trial, which also included Pfizer employees as authors.』と、、、、

メイカー主催のかつメーカー職員が筆者に入ってるトライアルから始まっていると。ふーん、どこでも同じような感じですが。こういう記事が平気で載るところが面白いです。日本の医学系サイトは、はっきり言ってメーカーのコマーシャルサイトですしね。忖度日本ですから。日本の医学系(メーカー)サイトにCOIの公表は全くない。利益相反だらけ。Q&Aの回答すらメーカーじゃないか?という疑いもある。

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CANVAS program [一般臨床]

糖尿病治療薬については、DPP4阻害薬の次はSGLT2阻害薬が金のなる木となるようでメーカーのセール攻勢が凄いです。ネットでは早くもメーカーのプロパガンダでしょうが、SGLT2阻害薬が糖尿病治療薬のファーストチョイスになるか?とか。

ここにきて、SGLT2阻害薬のCANVASトライアルで、気になることが出てきました。心血管病の予防は確かにあるようですが(でも初期のデータほどの劇的なものではないようです)、下肢切断例が統計的に有意に多いと。

下肢切断が増える理由は不明ですが、どうしてでしょうか?でもね、この薬は高い血糖をただ単に尿細管の糖再吸収を阻害して垂れ流して血糖を下げるわけすからね。末梢循環では栄養不足に直結するだけかもしれません。心血管系や腎臓系には、糖利尿を起こす利尿薬ですからある程度の予防効果はあるでしょう。

糖尿病の専門家には、下肢切断が多いと言っても本邦では極めて稀だから直ちに中止はしない方が良いというメーカーに忖度するコメント(笑)をなさるかたもいますが、米国のネット記事を見るとかなりSGLT2阻害薬に対しては(初期の期待感が強かっただけに)批判的なニュアンス。

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 夏の薔薇


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NOACのこと その後 [一般臨床]

未だにNOACのメーカーセールスが攻勢をかけていますが、以前に、MRさんに、こんなにNOACをセールスして売れているんだから、どれだけ脳梗塞が予防できたか?成果を示してくれと皮肉めいた質問をした事があります。

その時の返事はまだそのような確固たるデータは出て来ていませんが、将来、必ず出て来てますというような明るい返事でした。で、リアルワールドの伏見レジストリが出たのですが、結論からすると、ワルファリン独占時代と変わりないと、、、、なんじゃい?

まあ、そんな気はしましたけど。結論からすると、良かったのはNOACメーカーの売り上げとそのエバンジャリストのドクターの懐具合ぐらいですわね。

週刊医学界新聞にその伏見レジストリの記事が出ていました。ちょっとビックリしたのは「抗凝固薬はハイリスク・ハイリターンである」と出ていたこと。なんだか株式投資じゃあるまいし、そんな言い方するかね?と。それでいて、「患者と医師との信頼関係に行つき、信頼する先生が出してくれるお薬だからきちんと飲もう」とか、、、、患者に「これはハイリスク・ハイリターンだからね」と言って納得するかね???

なんだかなあ、、というリアルワールドのデータでしたわね、、、私はワルファリン党ですわ。コスパがよろしい。PT-INRを見ながら投与量を調整できるし。

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 宮城蔵王滝見台にて





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運動は認知症を予防しない?? [一般臨床]

なんとなくそんな感じがしていたのですが、運動している群は認知症を発症する率が少ないという観察研究が多いのですが、もともと認知症を発症する群は、発症の前から運動量が減っていただけではないか?という考え方もあります。

疫学では、原因なのか結果なのか?を吟味しないと物を言えないわけで、、、、

「Physical activity, cognitive decline, and risk of dementia: 28 year follow-up of Whitehall II cohort study」という論文がBJMに出ていて、認知症を発症する群は、発症する前から運動量が減っていたと28年の長期の観察研究で明らかにしたと、、、、

これが真なのか偽なのかは今後の研究に俟たないといけませんが。まあ、年取っても運動量が減らない運動好きは、少なくとも認知症を発症する率は少ないのは確か?でしょうかね。認知症発症群は歩くスピードが遅いとかも言われますから、運動能力の低下は認知症発症の前兆かもしれませんけどね。

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 宮城蔵王滝見台付近


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認知症は減るのか? [一般臨床]

欧米では認知症が減る傾向が出ていると報告され始めています。人口の高齢化とともに増大するのが認知症と思っていたのですが、そうではないのか?高学歴が予防になるとか社会的要因もあるとの報告もあります。さらに運動が予防に良いと。

エビデンスは無いのですが、これからは認知症予防に運動ではないのか?と思います。以前から、認知症のスクリーニングに歩行速度の低下などがありました。原因なのか結果なのか判然としませんが、sedentaryな生活習慣が認知症の発症と関係あるのかもしれません。

自分自身の海外生活体験でも、欧米社会の座らない文化を感じました。兎に角、座らないです。日本人はすぐにペタペタ座ろうとする。これが認知症予防に良くないのではないか?非科学的な直感ですが(笑)。

なってしまって徘徊老人は困りますが、青年よ大志を抱け!ではなく、中高年よもっと動け!ではないでしょうか。運動とは言っても動的な運動がいいような気がします。

JAMAに「Effect of a 24-Month Physical Activity Intervention vs Health Education on Cognitive Outcomes in Sedentary Older Adults: The LIFE Randomized Trial.」として、70代、80代で運動効果はなかったとあるのですが、この年齢ではもう運動効果を得るには遅いのではないか?と思います。

50代後半から動的な運動をすると認知症の発症予防になるのではないかと思いますが。変な健康食品に頼らず、国民よもっと動け!で認知症は減るのではないかと思います。しかし、座り文化の日本ではちと厳しいかもしれません。

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宮城県蔵王の峩々温泉 ここに徒歩で行けば認知症予防になる?熊と遭遇する危険はありますが、、、

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乳がんのリスクとアルコール [一般臨床]

どうも毎日の少量のアルコールでも乳がんのリスクを高めるらしいと雑誌の記事にありました。
  ↓
https://www.cnn.co.jp/fringe/35101638.html?ref=rss

ありゃ、、、です。一方で、飲酒によるがんのリスク増大は運動で相殺されるという報告もあります。飲んだからガンガン運動すれば良いのですかね?飲まないで運動するのがベストだとは思いますが。

「がんを防ぐための新12か条」(国立がん研究センターがん予防・検診研究センター)
 1.たばこは吸わない
 2.他人のたばこの煙をできるだけ避ける
 3.お酒はほどほどに
 4.バランスのとれた食生活を
 5.塩辛い食品は控えめに
 6.野菜や果物は不足にならないように
 7.適度に運動
 8.適切な体重維持
 9.ウイルスや細菌の感染予防と治療
10.定期的ながん検診を
11.身体の異常に気がついたら、すぐに受診を
12.正しいがん情報でがんを知ることから

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コレステロールの事 [一般臨床]

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臨床の現場では、LDLコレステロールとHDLと中性脂肪を測るのですが、古典的に?トータルコレステロールと、HDLと中性脂肪を測るドクターも多いです。こうなると例のFriedewaldの式を使ってLDLを出さないと駄目なんで、面倒だなあと思うのです。

そりゃTGが400以上だとFriedewaldでしょうけどね。最近はHDLが高すぎると全死亡率が上がるというデータも出ていますが、微妙なのはこの心血管系死亡率ではなく全死亡率が上がるということ。動脈硬化予防は、やはりLDLで管理すべきじゃないのか?

Medscopeの記事もこのLDLのこと。大規模なメタ解析でもLDLが上昇すると直線的ではなくlog-linear的に心血管系リスクが上昇すると出たと。でしょうね。生物反応は大抵はログ・リニアーな関係ですから。統計的に家族性高脂血症など重度の心血管系リスク例が入ってきますからね。

で、こちらはLDLで管理なんですが、トータルコレステロールとHDLとTGで測っているカルテが回ってくると、一々電卓だして(私はスマホ代わりのiPod touchの電卓画面ですが)、どうしてLDLを測らないの!!と嘆くわけです(笑)。


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運動の効用 [一般臨床]

アマゾンの未開民族は世界一健康な心臓を持っているとネット記事に載っていました。この研究成果はLancetの論文で、「Coronary atherosclerosis in indigenous South American Tsimane: a cross-sectional cohort study.」ですが、結論は「These findings suggest that coronary atherosclerosis can be avoided in most people by achieving a lifetime with very low LDL, low blood pressure, low glucose, normal body-mass index, no smoking, and plenty of physical activity. The relative contributions of each are still to be determined.」です。

気になるのはこの「plenty of physical activity」ですわ。plentyというのは、large amount ですからね。もの凄い量ということ。

もう一つ運動関連の知見ですが、下は運動が認知症予防になるのでは?というBritish Journal of Sports Medicine の論文。
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運動も高血圧や糖尿病の非薬物療法ですし、健康づくりの基本です。運動はもう少し強調して良いと思いますが、日本ではあまり強調されていない。癌の予防にも運動は宜しい。禁煙、減塩、増運動でかなりの疾病予防効果があると思うのですがね、、、、、、


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メトホルミンにも新たな副作用? [一般臨床]

私はDMだとメトホルミンを第一選択に使うことが多いのですが、勿論、どんな薬にもあるのが副作用です。有名なのは乳酸アシドーシスですが、どうもビタミンB12が低下するらしい。で、米国糖尿病学会では、メトホルミン服用中は、ビタミンB12の定期的測定を推奨するらしいです。どうして低下するかについては色々と説があるようです。知らなかったなあ。

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