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脳トレは楽しむため!? [一般臨床]

 未だに脳トレのテレビ番組があるのですが、最近、脳トレの科学的といいえる発表論文は皆無だったと報告されました。

  これは学術誌「サイコロジカル・サイエンス・イン・ザ・パブリック・インタレスト」で発表された結論。400件近くの脳トレ調査を幅広く評価した結果、介入(脳への 働きかけ)を受けるグループと介入を受けないグループ(対照群)を比較する際に科学的な条件が曖昧だったと。

 私はいつも脳トレは、認知症予防よりはゲームの上手い認知症になるだけと揶揄していましたが、この発表した研究者も脳トレに価値がないとは言わず、「楽しむためだけにゲームをしているのなら、いいのでは」と述べたと。やっぱりゲーム上手の認知症だわね。

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 蔵王山頂付近 もうすぐ冬

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そんなもんあんのか?crowned dens syndrome [一般臨床]

ネットの医療系メーリングリストを読んでいたら、crowned dens syndromeのことが書いてありました。ピロリン酸カルシウムが軸椎歯突起に沈着結晶するもので、急性の頸部痛を来すもの。比較的高齢の女性に多いらしい。こんな疾患は稀だろうと思っていたら、そのメーリングリストの投稿者の病院では年に数人も経験するんだとか。そんなに多いのかい?と思いました。発熱もあり髄膜炎症状と紛らわしいとか。私は下記の本でしか知りませんでした。


目でみるトレーニング 第3集: 内科系専門医受験のための必修臨床問題

目でみるトレーニング 第3集

  • 作者: 『medicina』編集委員会
  • 出版社/メーカー: 医学書院
  • 発売日: 2016/04/18
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塩分は諸悪の根源?? [一般臨床]

漬け物撲滅論者の私ですが、Hypertension誌の8月号に塩と疾病(高血圧以外)には深い関係がありそうだというレビューが載っていました。塩分と免疫疾患の関係についてこれから、詳しい研究が始まるようです。

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人類は長い間、低塩分環境に耐える生体システムを構築してきたわけで、現在のhigh salt環境は生体にとっては激変状況ですからネガティブな影響は高血圧症以外にあってもおかしくないでしょう。塩と疾病の関係がもっと明らかになると良いでしょうね。 高食塩摂取について無関心なドクターが多いですがね、、、医師なら漬け物喰うなと言いたい(笑)
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生体弁と機械弁 [一般臨床]

心臓外科医の友人から、生体弁だとどうしても心内膜炎を起こすリスクが高くなり、機械弁だとワルファリントラブルが起こりやすくなる。で最近は弁の形成術が流行っているとか。

心内膜炎の起炎菌はやはりあの緑色連鎖球菌だそうです。口内の弱毒菌。内科医としては、高齢者のASが増加傾向で悩ましい。毎回の受診では聴診はしてませんが、高齢者は結構な割合で心雑音は多い。

友人の心臓外科医には結構お世話になっています。



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霞ヶ浦

PPIと認知症 [一般臨床]

プロトンポンプインヒビターの長期服用が、認知症を招く恐れがあるという研究発表があります。マウスの実験ではPPIがBlood brain barrierに作用してアミロイド様物質の脳内沈着を招くからではないかと出ているようです。

MRの薬品説明会でそのことを質問すると、長期服用患者にはそのリスクとベネフィットを判断して投与すべきで、患者にも説明が必要だとか。で、患者に説明すると、そうなんですか?と色々と質問されます。まあ、漫然と長期服用はいけませんという警告には良かったかもしれない。

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製薬業界の行き過ぎた自主規制に疑問の声 ??? ちょっと待ってよ? [一般臨床]

ネットの医療サイトで「製薬業界の行き過ぎた自主規制に疑問の声」という座談会の連載が始まりました。行き過ぎた規制というのですが、業者主催の講演会で薬剤名とか出したり、論文発表のデータを盛り込もうとすると「それは駄目と言われる」と、、、、じゃあ、業界主催の講演会講師止めればいいんじゃないの?講師料もらっているなら、スポンサーの言うことは聞かないとね。しかも薬の広告しろというわけじゃない自主規制でしょう。偉い先生の仰ることはわからない。メーカー主催の講師というのは所詮、そのメーカーの広告塔じゃないのかね?

座談会の開業医のドクターが開業医は学会に行く暇も無いから情報源が少ないとか述べていますが、今どき、そんなこと言うかね?日本医師雑誌を含めてありとあらゆる情報誌があるし、講演会に行けなくても今はパソコンのe-learningでメーカー主催の学術講演なんぞ沢山見られるでしょうに。私はこれを愛用している。アマゾンの図書券ポイントも貯まるし(笑)
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ある糖尿病患者の話 [一般臨床]

外来に糖尿病患者が居るんですが、私は糖尿病担当じゃないので、普段は糖尿病担当医に必要に応じて回す事にしています。そんな糖尿病患者がいつの間にか私の外来に居着くようになってしまった。診れば、これはほって置けば糖尿病性腎症で透析になりそうな患者。と言ってもかなり先です。

もともと気が弱い感じの患者で、糖尿病の合併症について色々と言われて怖くなって来たとか。薬を飲むのは嫌だと主治医と喧嘩してしまったと。それで私の外来に来たらしい。必要な薬は飲まないとダメだよと諭しながらスタート。

薬は増やしたくないから、痩せてくるとの話。わかった頑張って痩せて来なさい。しかし、痩せる事もできず、検査結果も悪化すれば薬は増量するよと取引。さてどうなるか。

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結婚式に呼ばれて山形の鶴岡まで行ってきました。とても素晴らしい砂浜海岸でした。

メンタルヘルス研修会 産業医 [一般臨床]

産業医の資格の更新単位を取りに研修会に行って来ました。今、難しいのはこのメンタルヘルスなんです。メンタルヘルスの問題がある従業員の場合は産業医としてどう対応するか?ですが、一方、主治医の立場では患者だったりする。主治医としては患者の治療のことが第一で、産業医としては職員が職場で働けることを重視するわけです。

主治医と産業医で意見の齟齬が生じると患者(職員)にとっても宜しくない。産業医と精神科主治医の連携とは言いますが、これがなかなかです。今は個人情報保護が徹底しているので、患者(職員)が拒めば連携も出来ないわけです。

(メンタル疾患で休業していた職員が主治医と産業医との)連携を拒めば復帰就業許可は(産業医側からは)出さないとか述べていたのですが、それで済むのかチト疑問ですが。ともかく職場復帰は会社側の判断が最終的なもののようで、就業復職規定をちゃんと作成してないとダメな時代。

何れにしてもこういうメンタルな問題はアナログな対応しかないのですが、こういう会で精神科の偉い先生や心療内科の先生と疎通を良くして対応、、、、って古い対応しかないのか。精神科も心療内科も少ないし忙しいのでなかなか連携とは言っても取り難いのが現実なんだなあ、、、、

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ところで、産業医の更新研修単位区分がアナウンスと実際の区分が違ったんですがね、春だからか?

インフルエンザの治療とロキソプロフェン [一般臨床]

まだインフルエンザがポツポツ来ます。BとAが混在しています。私はタミフル派です。きちんと服用してもらえるので吸入より安心感があります。対症療法の解熱薬は以前はロキソプロフェンを使っていましたが、今はアセトアミノフェンです。未成年では脳症のリスクがありそうだとロキソプロフェンは使わないのですが、成人では処方していましたが、ロキソプロフェンを使ってタミフルまで使うとガッチリ解熱して、すぐに出歩く患者が居て、かえって感染流行を増やすのでは?と思い始めました。

だから、それほど効きが良くないアセトアミノフェンにしています。ネットの都市伝説では、ロキソプロフェンは脳症を成人でも増やすとかガセネタして真に受ける医療スタッフさえいますからね(ネットじゃなくて、ちゃんとエビデンス確認してよと言いたくなる)。最近はロキソプロフェンの「重大な副作用」が追加されましたが、これとは別に私はロキソプロフェンは解熱作用が強力で、対症療法として処方すると患者(対症療法に過ぎない治ったわけではないと説明するんですが)が治ったと誤解する方がまずいと思い始めました。連用すると腎機能にも悪いし、、、

というわけで、もうロキソプロフェンについてはあまり処方しない方針にしています。
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やっぱり居た IgA血管炎 紫斑病 [一般臨床]

以前に、
「Henoch-Schönlein紫斑病って、IgA血管炎だったのか、、、IgA腎症と同じか、、、知らなかった時代に乗り遅れていた、、、、でも未だに診た事ない 見逃していたのかな?」
と、blogしたのですが、居ました。皮膚科から紹介された患者、腎所見診ると尿潜血尿たんぱく陽性で、皮膚生検でしっかりとIgA血管炎所見。基幹病院に紹介しました。やっぱり居るんだとちょっと感動。

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早春の牛野ダム湖(宮城県) 冬期は凍りますが、今年は凍らなかったようです サイクルコースなんです
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