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禁煙強化 厚労省が譲歩か、、 [健康政策]

禁煙強化に抵抗する自民党に対して厚労省が譲歩しました。しかし、時限付きなので自民党のタバコ派は容認しない可能性大です。タバコ健康政策については、日本は発展途上国並です。自民党のタバコ派議員もレベルが低いですね。


愛煙家通信 No.1

愛煙家通信 No.1

  • 作者: 喫煙文化研究会(編)
  • 出版社/メーカー: ワック
  • 発売日: 2010/04/17
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

立派な文人のかたにもニコチン中毒は多いようで、、、、なるほどこの有名人もニコ中か?「愛煙家通信」という響きが昭和30年代?のレトロな感じで良いですね。絶滅危惧種とは言いませんが、終わっている世代でしょうなあ、、いえ、健康政策から終わっているという意味で他意はありませんが(笑)バカの壁の先生もそうなんですね、タバコバカを相手にしても仕方ないという発想なんでしょう。


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大腸がんと飲酒 [疫学]

先日、外来で診ていた患者さんが大腸がんの手術を終えて帰ってきました。こちらでは高血圧と腎機能低下でフォロー中でした。健診で便潜血が1回だけ陽性でした。で、帰ってくると高血圧も解消して降圧薬フリーとなりました。これは飲酒を止めたせいでしょう。

ところが、本人はそろそろアルコールを再開したいと言うのです。えっ、と思って手術した先生はアルコールはダメと言わなかった?と問うとダメと言われてないと。本当にダメと言われてないのかわかりませんが。飲酒と大腸がんのリスクは有名だと思うのですが、、、、この患者さんは休肝日なしで毎日3合の日本酒を飲んでいて、いつも血圧管理の為に減酒を勧めていた。

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 国立がん研究センターの資料から
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激しい運動はアンチエイジング?? [歳時記]

自分が年取って来ると思うのは、そこそこの運動ではあまり効果がないのではないか?ということ。これは科学的でも医学的エビデンスもないのですが。公衆衛生をやっていた頃は、介入研究などで確かにマイルドな運動でもしないよりはずっとましな傾向は掴んでいました。

しかし、アンチエイジングを目指すなら、ハードな運動が不可欠ではないか?と思うのです。時々、高齢でもとんでもないパフォーマンスのひとが居ますが、それなりのトレーニングをやっています。廃用症候群とは言いますが、これは運動負荷で防げるものです。

アメリカの月刊誌「予防医学」の4月号に激しい運動はテロメアの長さを維持するという論文が載っていたようです(5千人余りの調査ですが詳しく読んでいません)。ここでの激しい運動とは、1回30〜40分のランニングを週5回以上です。これはそこそこの運動ではありません。

相当の運動愛好家じゃないと出来ないレベルの運動習慣でしょう。怪しげな響きのあるアンチエイジングですが、強度の強い運動を頻回やるという運動習慣で得られるのでは?と思います。中高年を診ていて思うのは不動の日常化です。

ロコモ症候群は、関節や筋肉などの運動器だけではなく、不動そのものが内臓の衰えを招く。逆に運動はアンチエイジングになる。しかし、かなり強度の強い頻度の多い運動習慣でなければならないのでは?と。運動の効果ですが、最大の欠点は継続してないと効果が減じることです。

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神割崎 宮城県南三陸


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エチゾラム依存症 [歳時記]

先日、91歳のご婦人を説得してエチゾラムを中止しました。高齢とは言っても、ベンゾジアゼピン系のお薬には認知症との関連や転倒リスクが増えることなどを説明しました。しかい、本人の強い希望で処方はしたのですが、やはり飲むのを我慢したと来院。安易にベンゾジアゼピン系のお薬は処方しない方が宜しい。

いらつきなど不定愁訴や寝付きが悪いなどに対して、安易にベンゾジアゼピン系を処方すると簡単に依存症になるので離脱が困難です。私は原則処方しません。このご婦人は立派なディシプリンをお持ちのかたです。

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 ダム湖の黄昏




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それでもPAは少ないよ [高血圧]

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イタリアの論文で原発性アルドステロン症の頻度についてですが、まあ悪いとは言えないかもしれないけど、真の頻度は判らないですね。プライマリケア医から高血圧専門とされる病院に紹介された高血圧患者でのPAの頻度ですが、これでは選択バイアスそのもの。プライマリケア医から紹介された段階でセレクトされてますわな。

それに aldosterone-producing adenoma (APA) より bilateral adrenal hyperplasia (BAH) の頻度が多い結果。後者は本当に PA と診断した妥当性はどうなのかな?イタリアの論文ね、、、、ちょっと突っ込みたくなるのよね、、、、


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薬剤メーカーの弁当食べると処方が増える 米国の場合? [歳時記]

http://www.carenet.com/report/series/internal/kurahara/90.html

ケアネットにこんな論文の紹介がありました。原文は読んでいません。横断調査です。でしょうね、こんなことを縦断調査したら総スカン?ですからね。私はこの手のメーカー主催の勉強会を弁当会と皮肉ったりしますが、お前は全然食べないのか?と言われると食べたことあります、です(笑)。

でも、強制でない限りは出席しません。前も書いたようにネットやらで薬屋情報は手に入りますし、メーカーの都合の悪いことは論文にちゃんと書いてありますから。この論文は米国の場合ですが、日本は違うとは言えないでしょうな、、、、

結論は「Receipt of industry-sponsored meals was associated with an increased rate of prescribing the brand-name medication that was being promoted. The findings represent an association, not a cause-and-effect relationship.」と微妙。「関係はあるが、因果関係じゃない」と。なんだこれ?よく読むとdose dependent 関係もあるようで、cause-and-effect relationshipに非常に近いような、、、

私は弁当食べると処方が増えそうなので、弁当は食べないのです、これホント。私は自分の酒と食事くらいは自腹でがポリシーなんですわ。

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 ただ飯は食わない 酒と飯は自腹がグルメさ コシアブラの天ぷら

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チャリ通勤は死亡率低下 [疫学]

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BMJに自転車通勤は健康だと発表されていました。心臓死もガン死も少なくなるとか。運動すると癌が減るのは昔から言われています。心臓病も減るし。そして徒歩通勤よりも死亡率が減る。とは言いつつ、自転車通勤する人はもともと体力があり、健康的な人が多いですからね。prospective cohort とは言っても選択バイアスがある。random化はかなり困難。

もともと体力のない人や、病気がちの人はマイカー通勤か公共交通機関になる。ところで、英国では自転車通勤を促進する政策が提案されているとか。現在は自転車通勤は全体の数%。日本は現時点でも13%くらいらしい。日本は健康的なんだ。

一週間の走行距離が48キロ以上の自転車通勤ならOKらしい。つまり週5日なら毎日往復10キロ程度。それほどの距離ではない。

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 蔵王山頂付近 こういうチャリの人も居る 健康的かどうかは判らない


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コレステロールの事 [一般臨床]

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臨床の現場では、LDLコレステロールとHDLと中性脂肪を測るのですが、古典的に?トータルコレステロールと、HDLと中性脂肪を測るドクターも多いです。こうなると例のFriedewaldの式を使ってLDLを出さないと駄目なんで、面倒だなあと思うのです。

そりゃTGが400以上だとFriedewaldでしょうけどね。最近はHDLが高すぎると全死亡率が上がるというデータも出ていますが、微妙なのはこの心血管系死亡率ではなく全死亡率が上がるということ。動脈硬化予防は、やはりLDLで管理すべきじゃないのか?

Medscopeの記事もこのLDLのこと。大規模なメタ解析でもLDLが上昇すると直線的ではなくlog-linear的に心血管系リスクが上昇すると出たと。でしょうね。生物反応は大抵はログ・リニアーな関係ですから。統計的に家族性高脂血症など重度の心血管系リスク例が入ってきますからね。

で、こちらはLDLで管理なんですが、トータルコレステロールとHDLとTGで測っているカルテが回ってくると、一々電卓だして(私はスマホ代わりのiPod touchの電卓画面ですが)、どうしてLDLを測らないの!!と嘆くわけです(笑)。


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認知症はダイエット飲料がお好き?選択バイアス? [疫学]

CareNetに「Sugar- and Artificially Sweetened Beverages and the Risks of Incident Stroke and Dementia: A Prospective Cohort Study.」の紹介がありました。結論は、「ダイエット飲料で脳卒中・認知症リスクが増加」なんですが。

原文を当たってないのですが、体重では調整してないようです。はっきり言ってダイエット飲料は代替品の味で美味しくない。そんな不味いものをわざわざ飲むひとはワケありでしょう。つまり、初めから太っているとか、医師に減量を勧められているリスク(例えばDM)のひと。

prospective cohort でも、初めから選択バイアスがあるのではないか?と思いますが。やはり健常人にrandomにダイエット飲料と普通の飲料を割り当てないと結論はでないのではないかな?

住民調査などすると、男性の場合は飲酒習慣が全く無い群が不健康だったりします。それは健康を既に害してドクターストップされたり、もう飲めなくなった集団だったりするんですね。で、こういう調査だと少しアルコール飲んだ方が健康度が高いというアホな結果になる。圧倒的にアルコール消費量が少ない女性が男性よりも長生きだという明確な事実を安易に性差だけだと片づける。ありゃ疫学でなくて易学だわ(笑)

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運動の効用 [一般臨床]

アマゾンの未開民族は世界一健康な心臓を持っているとネット記事に載っていました。この研究成果はLancetの論文で、「Coronary atherosclerosis in indigenous South American Tsimane: a cross-sectional cohort study.」ですが、結論は「These findings suggest that coronary atherosclerosis can be avoided in most people by achieving a lifetime with very low LDL, low blood pressure, low glucose, normal body-mass index, no smoking, and plenty of physical activity. The relative contributions of each are still to be determined.」です。

気になるのはこの「plenty of physical activity」ですわ。plentyというのは、large amount ですからね。もの凄い量ということ。

もう一つ運動関連の知見ですが、下は運動が認知症予防になるのでは?というBritish Journal of Sports Medicine の論文。
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運動も高血圧や糖尿病の非薬物療法ですし、健康づくりの基本です。運動はもう少し強調して良いと思いますが、日本ではあまり強調されていない。癌の予防にも運動は宜しい。禁煙、減塩、増運動でかなりの疾病予防効果があると思うのですがね、、、、、、


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