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NOACのこと その後 [一般臨床]

未だにNOACのメーカーセールスが攻勢をかけていますが、以前に、MRさんに、こんなにNOACをセールスして売れているんだから、どれだけ脳梗塞が予防できたか?成果を示してくれと皮肉めいた質問をした事があります。

その時の返事はまだそのような確固たるデータは出て来ていませんが、将来、必ず出て来てますというような明るい返事でした。で、リアルワールドの伏見レジストリが出たのですが、結論からすると、ワルファリン独占時代と変わりないと、、、、なんじゃい?

まあ、そんな気はしましたけど。結論からすると、良かったのはNOACメーカーの売り上げとそのエバンジャリストのドクターの懐具合ぐらいですわね。

週刊医学界新聞にその伏見レジストリの記事が出ていました。ちょっとビックリしたのは「抗凝固薬はハイリスク・ハイリターンである」と出ていたこと。なんだか株式投資じゃあるまいし、そんな言い方するかね?と。それでいて、「患者と医師との信頼関係に行つき、信頼する先生が出してくれるお薬だからきちんと飲もう」とか、、、、患者に「これはハイリスク・ハイリターンだからね」と言って納得するかね???

なんだかなあ、、というリアルワールドのデータでしたわね、、、私はワルファリン党ですわ。コスパがよろしい。PT-INRを見ながら投与量を調整できるし。

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 宮城蔵王滝見台にて





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運動は認知症を予防しない?? [一般臨床]

なんとなくそんな感じがしていたのですが、運動している群は認知症を発症する率が少ないという観察研究が多いのですが、もともと認知症を発症する群は、発症の前から運動量が減っていただけではないか?という考え方もあります。

疫学では、原因なのか結果なのか?を吟味しないと物を言えないわけで、、、、

「Physical activity, cognitive decline, and risk of dementia: 28 year follow-up of Whitehall II cohort study」という論文がBJMに出ていて、認知症を発症する群は、発症する前から運動量が減っていたと28年の長期の観察研究で明らかにしたと、、、、

これが真なのか偽なのかは今後の研究に俟たないといけませんが。まあ、年取っても運動量が減らない運動好きは、少なくとも認知症を発症する率は少ないのは確か?でしょうかね。認知症発症群は歩くスピードが遅いとかも言われますから、運動能力の低下は認知症発症の前兆かもしれませんけどね。

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 宮城蔵王滝見台付近


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米国高血圧学会の発展的消滅 [高血圧]

米国高血圧学会が米国心臓病協会に吸収合併されるそうです。今後は公衆衛生活動と画期的な研究への助成を中心に活動するとか。なるほどそういう時代でしょうね。二次性高血圧を別とすれば、高血圧はかなりの部分が予防できる時代です。啓発と予防がメインとなったんでしょう。さて、日本の高血圧学会は不祥事もありましたが、存続できるのか?


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認知症は減るのか? [一般臨床]

欧米では認知症が減る傾向が出ていると報告され始めています。人口の高齢化とともに増大するのが認知症と思っていたのですが、そうではないのか?高学歴が予防になるとか社会的要因もあるとの報告もあります。さらに運動が予防に良いと。

エビデンスは無いのですが、これからは認知症予防に運動ではないのか?と思います。以前から、認知症のスクリーニングに歩行速度の低下などがありました。原因なのか結果なのか判然としませんが、sedentaryな生活習慣が認知症の発症と関係あるのかもしれません。

自分自身の海外生活体験でも、欧米社会の座らない文化を感じました。兎に角、座らないです。日本人はすぐにペタペタ座ろうとする。これが認知症予防に良くないのではないか?非科学的な直感ですが(笑)。

なってしまって徘徊老人は困りますが、青年よ大志を抱け!ではなく、中高年よもっと動け!ではないでしょうか。運動とは言っても動的な運動がいいような気がします。

JAMAに「Effect of a 24-Month Physical Activity Intervention vs Health Education on Cognitive Outcomes in Sedentary Older Adults: The LIFE Randomized Trial.」として、70代、80代で運動効果はなかったとあるのですが、この年齢ではもう運動効果を得るには遅いのではないか?と思います。

50代後半から動的な運動をすると認知症の発症予防になるのではないかと思いますが。変な健康食品に頼らず、国民よもっと動け!で認知症は減るのではないかと思います。しかし、座り文化の日本ではちと厳しいかもしれません。

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宮城県蔵王の峩々温泉 ここに徒歩で行けば認知症予防になる?熊と遭遇する危険はありますが、、、

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NOACはなぜ普及しない? [歳時記]

とあるblog見ていたら、タイトルようなニュアンスの記事がありました。NOACだかDOACだか知りませんが、ワルファリンの方が私は好みです。腎機能低下の患者がもともと多いからワルファリンが調整しやすい。出血の副作用はNOACもワルファリンも同様にあるような感触です。

NOACの一番の問題はコストです。納豆が食べられる高いNOACにするか、納豆我慢して廉価なワルファリンにするか?ですが、高い納豆になると多くの患者さん(特に高齢年金暮らしの患者)は敬遠します。NOACの宣伝攻勢はとどまるところを知りませんが、そりゃそうです薬価高い。

話は簡単で昔、ある政治家が述べて顰蹙を買った金目でしょうとなります。


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活性酸素?? [歳時記]

この本の著者はあのNHKのやり過ぎ合点健康番組にも出た売れっ子らしいです。それはいいのですが、ネットの著者の記事を見ると、運動のやり過ぎは良くないとあり、たとえばトライアスロンを何度も走破した人が脚の血管を痛めたのは運動のやり過ぎによる活性酸素の為だとコメントしていました。

思わず、のけぞってしまいました。しかも著者は有名な加齢医学の研究所の要職にある。活性酸素の都市伝説の中に持論を繰り広げているんですかね。ちょっとなあ、、、、


なぜ、健康な人は「運動」をしないのか?

なぜ、健康な人は「運動」をしないのか?

  • 作者: 青柳 幸利
  • 出版社/メーカー: あさ出版
  • 発売日: 2014/09/18
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)




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国民皆保険制度 [健康政策]

国民皆保険制度の維持は是非とも必要なのですが、そう思わない人々もいます。もっと自由に医療で儲けたいと思うかたも居ます。新聞社などでも日経新聞は国民皆保険制度に懐疑的なんでしょう。その日経新聞が「国民皆保険による医療、医師の半数「持続不能」 本社1000人調査」とネット記事に出しました。

アンケート方法は「日本の医師数の3分の1に当たる約10万人が登録する医師向け情報サイトを運営するメドピアの協力を得て6月中旬にインターネットを通じて実施」とあるんですが、そんなメドピアなんぞ知りません。知らないのは私だけか?

抽出方法はどうなのかな?選択バイアスじゃないのか?まあ、日本経済新聞の編集方針に合う調査結果だったんですかね?


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専門医の資格 [歳時記]

専門医制度のことが話題となっています。で、それとは全く関係ないですが、◎◎専門医と標榜するなら、少なくともその病気にはなってないのが条件なんじゃないか?と。高血圧専門医なら高血圧症ではないこと、糖尿病専門医なら糖尿病(II型)でないこと、、、、今はその病気の予防まで云々する時代ですからね。せめていわゆる生活習慣病で予防が可能な疾病の専門医は、その病気でないことが専門医の基本条件じゃないですかね?嫌味かな?

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仙台空港 国際線到着ロビーにある金魚に跨がる金太郎?

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若々しい血管を保つ 無理筋とは言いませんが、、、 [歳時記]

ケアネットに紹介されていましたが、Hypertensionに載った論文で、あのフラミンガムスタディー(まだやっているんですね、立派)のスタディーで、若々しい血管を保つことは可能だという論文です。しかし、これが可能だというだけで極めて難しい。

血管を健康とする定義は、高血圧でないこととPWVで見ている。結論から言うと、50歳代で30パーセント位がこの定義に当てはまる。が、70歳代となるとその定義に当てはまるのは僅か1パーセント。

で、血管の若さを保つには実にオーソドックスな方法しかない。血圧、脂質、血糖のコントロール、健康的な食生活、運動習慣、減量、禁煙。例として、狩猟採集して暮らす先住民族にはほとんど高血圧が無いと、、、、

まあ、そりゃそうですが、そういう例を出されてもこりゃ極めて難しいと。


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また青森か [健康政策]

2015年の年齢調整死亡率が発表されたようですが、男女とも最も低い死亡率は長野県。そして男女とも最も高い死亡率は、やはり青森県。青森は、塩辛い高塩分食で、これが短命の原因でしょう。青森はとにかく、なんでもかんでも塩っぱい。面白いのは長野も青森もリンゴの産地。同じリンゴの産地でもこれだけ違う。全国のリンゴ出荷量のダントツはもちろん、青森。そして第二は長野なんです。青森は毎回ワーストワンですが、いい加減になんとかしたら良いのにね。保健行政、健康政策、公衆衛生の見直しが必要なんでしょう。青森県には保健政策が無いのかな?


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